今回は、複雑です。中学募集と高校募集のある学校です。この場合、仮想モデルでは、ある年に東大合格者がでたら、その7年後と4年後に同数の東大合格者が出ることにします。受験生が学校を選ぶ場合、その実績が中入生からのものか、高入生からのものか厳密に区別できないので、とりあえず、自分と同じ募集コースの生徒が東大に合格すると判断します。7年周期の山と4年周期の山が重なりあって、思わぬ躍進の年が出てきます。
- 仮想モデル、21年間東大合格数 20、7年周期相関率 97% → 86%
- 仮想モデル、18年間東大合格数 19、6年周期相関率 5% → 5%
- 仮想モデル、15年間東大合格数 18、5年周期相関率 16% → 0%
- 仮想モデル、12年間東大合格数 16、4年周期相関率 54% → 95%
7年周期から見ると、最初の巡は7年間に2回ほど東大合格者1名が出ますが、最新巡になると7年間のうち6年間で東大合格者が出て、最大値は4名になります。広報がうまくいけば、中学募集と高校募集の両輪を活用して躍進することができます。7年周期は仮想モデルで作ったものなので、97%、85%と高い相関率を示しています。一方、偶発事象である5年周期は16%、0%と低い値です。
年度 | 位 | 0⇔1 | 年度 | 位 | 0⇔2 | 年度 | 位 | 0⇔4 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1991 | 1 | ########## | 1998 | 2 | ##### | 2005 | 4 | ## |
1992 | 3 | 1999 | 3 | ##### | 2006 | 2 | ####### | |
1993 | 4 | 2000 | 5 | 2007 | 5 | ## | ||
1994 | 5 | 2001 | 6 | 2008 | 7 | |||
1995 | 2 | ########## | 2002 | 1 | ########## | 2009 | 3 | ####### |
1996 | 6 | 2003 | 4 | ##### | 2010 | 1 | ########## | |
1997 | 7 | 2004 | 7 | 2011 | 6 | ## |
4年周期でも仮想モデルで作ったものなので、最新巡では95%の相関率になります。
年度 | 位 | 0⇔2 | 年度 | 位 | 0⇔3 | 年度 | 位 | 0⇔4 |
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2000 | 3 | 2004 | 4 | 2008 | 4 | |||
2001 | 4 | 2005 | 2 | ### | 2009 | 2 | ####### | |
2002 | 1 | ########## | 2006 | 1 | ########## | 2010 | 1 | ########## |
2003 | 2 | ##### | 2007 | 3 | ### | 2011 | 3 | ## |