東大合格者占有率の変遷 - 埼玉県

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 今回は埼玉県に着目します。埼玉県は千葉県と同様に東大合格者数ランキングでは5位グループに位置します。

年度 3000人比 40⇔120 首都圏比 4%⇔8%
1993 82 ###### 5.9% ######
1994 80 ###### 5.7% ######
1995 87 ####### 6.2% #######
1996 54 ### 4.1% ###
1997 58 ### 4.1% ###
1998 55 ### 4.2% ###
1999 57 ### 4.3% ###
2000 71 ##### 5.6% ######
2001 46 ## 3.4% ##
2002 69 #### 5.2% #####
2003 59 ### 4.2% ###
2004 56 ### 4.5% ####
2005 63 #### 4.7% ####
2006 56 ### 4.4% ####
2007 63 #### 4.7% ####
2008 84 ###### 6.5% #######
2009 97 ######## 7.6% #########
2010 85 ###### 6.1% ######
2011 100 ######## 7.0% ########

 埼玉県の場合、2000年から2002年が特異な動きを示していますが、2001年が底だと考えてよさそうです。首都圏周辺県で唯一バブル期水準まで回復した県でもあります。まず落ち込みの原因ですが、中学受験の普及が考えられます。高校募集だけの公立高校が不振に陥り、都内への流出が起きました。それ以後、地元の私立が伸張することで、占有率が増加に転じました。また、公立の教育改革も比較的効果があり、相乗効果でバブル期水準を超えています。