学校選びの三大要素

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 いろいろな価値観があると思いますが、何のしがらみがもなければ、

  • 学校選び=F(実績、距離、学費)

です。実績は上位学校への進学実績で、進学校であれば大学合格実績、大学や専門学校、実業高校であれば、就職実績やOBの活躍状況でしょう。校風や伝統も学校選び要素といわれますが、何の実績もないのに、校風や伝統だけで選ぶ人はいないでしょう。子供を医者にしたいのに、医学部合格実績もない学校に入れるひとはいないでしょう。(入れる可能性があるとすれば、その学校が新設校で、特待生で授業料減免を提示されたときで、やはり学費という三大要素の影響下にあります。)また、親が在学中に名門だった学校を薦めても、それが現在でも名門と呼べる実績を上げていなければ、子供は見向きもしないでしょう。伝統や校風という要素は、三大要素で志望校の候補を絞ったあとに初めて選択肢として上がってくる要素です。
 距離の要素は年齢によって変わります。大学進学であれば、一人暮らしも選択肢に入りますが、高校までは、通常自宅から通い、通学時間が短いほうが好まれます。
 学費について公然と言う人は少ないですが、同じ条件なら、私立よりも国公立が選ばれているのは確かです。私立大の医学部などは、一般の会社員家庭では、最初から選択肢にならない場合もあります。
 家庭の経済状況や価値観によって三大要素の重み付けは変わってくるとは思いますが、このブログでは上記の3要素を前提に、記事を書いているので、明文化しておきます。