東大三桁合格校(三桁校)

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東大合格高校盛衰史 60年間のランキングを分析する (光文社新書)

 過去において東大に単年度で100人以上の合格者を出したことのある学校です。新制大学の始まった1950年以後を対象期間としています。12校あります。公立が4校、国立が3校、私立が5校です。東京都が9校、神奈川県、兵庫県、鹿児島県がそれぞれ1校ずつです。

校名 都県 初三桁 最高年 最高数 回数
1 日比谷 東京 1954年 1964年 193 14
2 戸山 東京 1960年 1960年 120 7
3 西 東京 1960年 1964年 156 10
4 新宿 東京 1961年 1961年 100 1
5 ◎灘 兵庫 1967年 1970年 151 34
6 △筑波駒場 東京 1970年 1970年 136 17
7 △筑波大附属 東京 1970年 1971年 124 3
8 学芸大附属 東京 1973年 1988年 115 14
9 ◎麻布 東京 1975年 1992年 126 13
10 ◎開成 東京 1975年 1998年 205 35
11 ラ・サール 鹿児島 1980年 1985年 117 7
12 桐蔭学園 神奈川 1990年 1992年 114 3
  • 回数は1950年から2010年までの間、2011年の暫定情報では開成と筑波駒場が100人以上合格している。

 1950年代から1960年代で都立勢4校が三桁校になり、灘が関西から1967年に三桁校になりました。その後、学校群により都立を避けた層が国立附属校に集中し1970年代に3校が三桁校になりました。1975年に麻布と開成が三桁校に加わり、1975年時は麻布の方が上位でした。その後私立勢の勢いが増します。開成の後にはわずか2校しか三桁校は誕生していません。