41位から50位を紹介します。
- [種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校
- 卒数(下二桁は[x]でマスク)から右は、東大率、早大率、慶大率、東大早慶合格率、昨年東大率、増減
位 | 校名 | 種 | 東 | 神 | 他 | 卒数 | 東率 | 早率 | 慶率 | 東早慶率 | 昨東 | 増減 |
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41 | 浦和明の星 | 埼● | 1xx | 3.3 | 29.2 | 23.3 | 15.97% | 1.6 | 25.5% | |||
42 | 栄東 | 埼◎ | 3xx | 3.3 | 35.6 | 19.5 | 15.71% | 1.1 | 96.5% | |||
43 | 光塩女子学院 | ● | 1xx | 4.9 | 31.7 | 16.2 | 15.61% | 2.2 | 24.9% | |||
44 | 穎明館 | ◎ | 1xx | 3.2 | 34.0 | 19.2 | 15.28% | 3.3 | -21.4% | |||
45 | 公文国際学園 | ◎ | 1xx | 4.3 | 33.3 | 16.0 | 15.23% | 1.9 | 0.4% | |||
46 | 芝 | ○ | 2xx | 1.8 | 37.7 | 21.0 | 15.10% | 2.2 | -19.5% | |||
47 | 頌栄女子学院 | ● | 2xx | 41.6 | 23.5 | 14.75% | 1.0 | -6.6% | ||||
48 | 鴎友学園女子 | ● | 2xx | 1.3 | 39.6 | 19.6 | 14.44% | 0.4 | 14.9% | |||
49 | 横浜共立学園 | ● | 1xx | 0.6 | 44.4 | 18.3 | 14.07% | 2.2 | -14.2% | |||
50 | フェリス | ● | 1xx | 41.1 | 13.69% | -8.6% |
まず、公文国際、頌栄、フェリスが堅調な実績を残しています。公文国際は東大合格数を倍増させていますが、東大早慶合格率では横ばいです。頌栄は逆に東大合格数で不振でしたが、早慶の合格数では堅実な数値を残しており、大きな落ち込みを回避しました。頌栄は東大合格者なしで唯一東大早慶合格率10%を超えた学校です(ただし早慶附属校を除きます)。東大合格レベルの生徒がいてもおかしくないですが、医学部に回ったなどの事情が考えられます。フェリスは、東大合格数が未判明なので、正規の位置がわかりませんが、慶大合格数から判断して前年度よりは少し低調のようです。
次に、好調なのが、浦和明の星、栄東、光塩、鴎友です。浦和明の星、光塩、鴎友は似たような規模の小規模女子校です。東大合格数も前年度より伸ばしているので数値が反映されています。そして、際立って好調なのが栄東です。96.5%という数字は実績を倍増させたことを意味します。今年は埼玉勢では開智の躍進が目立っていましたが、栄東も東大合格数で過去最高を記録を出しており、早慶を含めた増加率では開智を上回りました。
最後に不調だったのが穎明館、芝、横浜共立です。穎明館は東大合格数では現状維持ですが、早慶合格層が薄くなっています。芝も東大合格数では前年度比でそれほど落ち込んでいるわけではないですが、とうもこの位置の都内私立は埋没傾向にあり上昇のきっかけがつかめないようです。また、横浜共立は東大合格数の減少がそのまま不振の原因になっています。