東大合格発表2016 - 早稲田中高からの外部受験

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※この記事の投稿日は3月21日です。

 駅前のニューデイズで、「サンデー毎日」「週刊朝日」の早慶特集号が発売されていました。
 早稲田中高は学年約300人で、系列大学の早大に生徒数の半数150人の推薦枠があります。ところが、この学校は、年々東大指向が強まり、今年は、38人もの東大合格者を出しました。38という数字自体も驚愕ですが、これは東京都の男子校では、開成、筑駒、麻布、駒東についで、5位です。また、早稲田中高が位置する東京都北部では、開成の次に東大合格者数が多い男子校となりました。 東京都北部には、東大10人から30人合格する男子校が他に5校存在しますが、それらを大学系列校の早稲田中高が上回っています。
 推薦枠150人がすべて埋まったとして、今年の卒業生304人のうち154人が外部受験をしたことになります。外部受験を選択した時点で、内部進学権を失いますから、たとえ早稲田中高卒業生であっても、早大に入学するには、一般受験をする必要があります。外部受験を選択した154人から、延べ98人の早大現役合格者がでています。さらに、慶大に延べ63人の現役合格です。

卒数 東大 早大 慶大
現役内進 150 150
現役外部 154 31 98 63
浪人外部 7 21 15

 154人規模の男子校としては、神奈川県の栄光学園があります。東京都北部に栄光学園に匹敵する進学校が登場したことになります。

卒数 東大 早大 慶大
早稲田外部 154 38 119 78
栄光学園 176 57 95 71