現浪込みで東大早慶率5%以上の高校を対象。
- [種]の欄は、国:国立、公:高校募集のみの公立、中:公立中高一貫校、高:高校募集のみの私立をそれぞれ意味します。空欄は私立中高一貫校です。○印は男子校、●印は女子校、◎印は共学校
- 卒数(下二桁は[x]でマスク)から右は、東大率、早大率、慶大率、東大早慶合格率、昨年東大率、増減
- △は上昇、▼は下降です。「−」は昨年5%以下なので、順位はありません。また、昨年の表掲載時以降に判明した資料で順位を付けていますので、昨年資料と同じ順位であるとは限りません。
位 | 校名 | 種 | 東 | 神 | 他 | 卒数 | 東率 | 早率 | 慶率 | 東早慶率 | 昨東 | 増減 |
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3 | M | 中 | ◎ | 2xx | 20.4 | 5.3 | 5.18% | 0.5 | -41.5% | |||
12 | E | 茨◎ | 3xx | 3.0 | 22.6 | 11.7 | 10.64% | 2.4 | -26.0% |
不振校に該当する中高一貫共学校はわずか2校です。その意味でも、じわじわと共学校の勢力が増しています。
Mは都立一貫校の一つです。まだ、一貫一期生は卒業していません。その意味では、純粋な不振校とは違います。公立校は、一般的に体制変更前の生徒には非常にドライな対応を取ります。私立校では、中高一貫化しても、それ以前の生徒に対しても相応の支援をして、合格実績を上げていかないと、受験者数が集まらず、経営に響きます。公立校は経営を気にする必要がないので、受験者体制変更前の生徒には、変更前の(厳密には入学時に契約した)支援しかしません。桜修館などは前進の都立大附属を廃校扱いにして切り捨てました。
もうひとつのEは茨城県の学校です。今年は東大合格数も増えて好調に見えるのですが、早慶合格数が不振のようです。これは学力水準が落ちたというより、早慶のセンター利用合格枠が減らされたことが影響しています。実際にキャンパス受験ができない遠方の高校も、Eと同様に早慶の合格数減による東大早慶合格率低下の現象が起きています。