1980年代を前半と後半に分けた5年毎に神奈川県の東大合格者数の合計と、その前段階として1970年代後半の数値を紹介します。括弧内の数値は資料がそろっていないので参考値です。私立には、○男子校、●女子校、◎共学校(別学混合校も含む)の印を付けました。
位 | 1975-1979 | 東大 | 1980-1984 | 東大 | 1985-1989 | 東大 |
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1 | 湘南 | 317 | ○栄光 | 318 | ○栄光 | 347 |
2 | ○栄光 | 278 | 湘南 | 258 | ◎桐蔭 | 260 |
3 | 横浜翠嵐 | 96 | ◎桐蔭 | 127 | 湘南 | 199 |
4 | ○聖光 | 57 | ○聖光 | 79 | ○聖光 | 101 |
5 | 平塚江南 | 49 | 横浜翠嵐 | 73 | 厚木 | 91 |
6 | ◎桐蔭 | (39) | 厚木 | 73 | 横浜翠嵐 | (48) |
7 | 光陵 | (30) | 平塚江南 | 55 | ○浅野 | 47 |
8 | 希望ヶ丘 | (29) | 横須賀 | 49 | 横須賀 | (44) |
9 | 横須賀 | (28) | 横浜緑ヶ丘 | (17) | 平塚江南 | (44) |
10 | 小田原 | (14) | ○浅野 | (17) | 柏陽 | 39 |
この期間は栄光学園が最上位を獲得した年代でもあります。湘南高校は徐々に順位を下げていくのですが、それでも、平均で単年度40人程度の合格者数を出しているので、それほど目だって低下しているとは言えません。首都圏にある他県の公立トップ校と比べてもそれほど劣った数値ではありません。
他の公立勢は横浜翠嵐が勢いを失っていますが、厚木高校が急速に伸びてくるなど、公立高校全体が地盤沈下を起こした印象はありません。私立勢では桐蔭学園が急速に伸びてきました。浅野が下位で登場してきます。公立の厚木高校と私立の桐蔭学園、この時期は内陸部が急速に伸びてきた年代でもあります。