7年周期仮想モデル - 中学募集

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 実例を3校ほど紹介したのですが、実例の場合、複雑な要素が絡み合って、どの程度であれば、影響のある数値なのかわかりません。ここで、仮想モデルで相関率を見てみます。仮想モデルは単純です。

  • 1991年に初めての東大合格者がでる
  • 東大合格者がでた年の翌年は、それと同数の東大合格候補者が入学し、現役で東大に合格する。

 まず、中学募集だけの完全中高一貫校の仮想モデルを紹介します。

  • 仮想モデル、21年間東大合格数 3、7年周期相関率 99% → 99%
  • 仮想モデル、18年間東大合格数 2、6年周期相関率 58% → 58%
  • 仮想モデル、15年間東大合格数 2、5年周期相関率 65% → 65%
  • 仮想モデル、12年間東大合格数 1、4年周期相関率 83% → 83%

 仮想モデルでは、1991年、1998年、2005年にそれぞれ1名の東大合格者数を出しています。7年周期の相関率は当然のことながら、99%です。7年のうち6年は0なので、他の周期も相関率は高めにでます。理論的裏づけのな5年周期が65%なので、その周辺の58%や83%は偶然の数値と見なすしかないでしょう。

年度 0⇔1 年度 0⇔1 年度 0⇔1
1991 1 ########## 1998 1 ########## 2005 1 ##########
1992 2 1999 2 2006 2
1993 3 2000 3 2007 3
1994 4 2001 4 2008 4
1995 5 2002 5 2009 5
1996 6 2003 6 2010 6
1997 7 2004 7 2011 7

 4年周期では過去12年間に東大合格数1なので、良くも悪くも安定した実績を残しているとしか言いようがありません。

年度 0⇔0 年度 0⇔1 年度 0⇔0
2000 1 2004 2 2008 1
2001 2 2005 1 ########## 2009 2
2002 3 2006 3 2010 3
2003 4 2007 4 2011 4