7年周期

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 進学校の場合、学校選択の重要な要素として大学合格実績があります。中学校受験では、複数の中学校に合格した場合、その前年度に実績の優れた学校を選ぶからです。中学受験の合格発表は大学受験の合格発表よりも前なので、7年前の入学者の実績が非常に大きな影響を与えます。そして、その年に入学した生徒は7年後の受験生の学校選択に大きな影響を与えます。
 7年前に優秀な生徒を集めた学校は、前年度に好調な大学合格実績を出して、該当年度の競争率や進学者偏差値を上げます。おのずと6年後には好調な大学合格実績を出して、7年後の競争率を高めることになります。逆に、低迷する年度も7年毎に訪れてきます。これを中高一貫校の7年周期と言います。高校募集のある学校は別の周期も考慮する必要がありますが、首都圏では、大学合格実績を稼ぐのは中学募集で入った生徒が主力なので、7年周期の波は存在します。
 7年周期は都市伝説に過ぎないという説もあります。ブログ主も7年周期がどこまで実効性を持つのか確かめてみたくなりました。